そして汗の質にもよりますが、汗は体臭との関係も深い原因のひとつなので、個人的に前々から気になっていたお水を飲む量と汗の量について「ざっと見」していきましょう。
汗っかきな人ほど「自分は汗をかきやすいから水分は控えておこう」と心がけている人も多いのではないでしょうか?
とはいえこれはやってはイケない行動で、お水を飲んだ量と汗の量とは直接関係がありませんのでご注意くださいね。
人間は体の余分な水分はオシッコとして排出されるようになっているので、「トイレに行く時間がとれないときにお水の飲まない」ということは理になかっておりまずか、「汗をおさえるために水分を摂らないことは間違い」だということは頭の片隅に入れておきましょう。
さらに水分量を不足している状態で汗をかくと、原材料が少ない状態で出てくるので汗はドロドロとした質の悪い汗となり細菌の繁殖をサポートしてしまい、体臭が強くなるので水を飲まないことのデメリットは大きいですよね。
最近では熱中症に関しては認知されてきているので「夏は汗をかく前から適度に水分補給しておく」ということも常識になってますので、過度に水分を摂らない人はあまりいないと思いますが、体の健康状態にも影響するので水分補給は「体質的に汗をかきやすい」とかは関係なく適度に行って健康対策と体臭対策をすることをオススメします。

ちなみに少し話がズレますが、「ワキに汗をたくさんかく人はワキガだ」というイメージをお持ちの方もいらっしゃると思いますけど、実際のところ絶対にワキガだとは決めつけられないのはご存じですか?
これはワキガの発生原因が「汗の量ではなく、汗の質」だからなんですよ。
だからといって「雑菌が繁殖しにくいサラサラ汗ならば、いくらかいてもニオイ対策をしない」ということではなく、もちろん汗が多いことでニオイのリスクが高まってしまうのも事実です。
なので、汗によるニオイ対策や汗ジミ対策をしたいのならば水分を飲む量を減らすのではなく、脇ならば汗取りパットや制汗剤などを使用してくださいね。
水分補給の量と汗の量のポイント
- 体の水分量が多くなると「汗ではなく尿として排出される」ので水分量と汗の量の関係はない
- なので「汗っかき」だからといって水分摂取を減らすことの意味はあまりない上に、体に良くない
- お水を飲まないことで「熱中症」や「脱水症状」のリスクがとても高くなってしまう
- 水分量の少ない体から出る汗はドロドロでニオイの発生原因となりやすいので注意
- 汗は体温調節や緊張・ストレスによって出るものなので「汗がたくさん出る人ほど」しっかりと水分補給をしましょう
- 発汗したときの水分補給はただのお水ではなく、「塩分補給ができる飴やタブレット」と一緒にお水を飲んだり、スポーツドリンクの薄めたものを飲みましょう
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