ワキの多汗症の特徴について

ワキ汗はニオイや見た目などの問題からお悩みの方は多いと思います。
というわけでワキの多汗症について「ざっと見」していきましょう。

体質的に汗っかきだという人からするとワキの汗には関心があると思います。

電車内での汗
電車内でのつり革などフトした表紙に汗ジミがあると腕を上げることに抵抗感を持ち、そのストレスがさらに汗の量を増やしてしまい「腕を上げなくても洋服の汗ジミが周りから見えてしまう」とか「汗が腕を伝ってくる」なんてことで悩んでおられる人も多いのではないでしょうか。

とはいえ「通常の汗っかき」と「ワキの多汗症の人」とでは汗の量にはかなり違いがあって、多汗症の人では制汗剤はまったく効かずに常に大量の汗で生活にまで支障をきたしている人も少なからずおられるようですね。

そのような大量の汗が出てしまうケースでは、制汗剤ではなく、出た汗を吸い取るような脇汗パットを使用するほうが効果的で、さらに頻繁に取り替えたりすることでよりしっかりとした対策ができますので、気になる方は面倒でしょうがこのような対策法をとられることをおすすめします。

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それと、一般的に「汗っかきの人は体臭が強い」というイメージが世間に定着してしまっているのですが、エクリン腺から出た汗ならばある程度の量が出ても雑菌の繁殖がされにくいのでそれほど強いニオイが発生することがありません。

ですが、もともとワキガ体質の人(耳あかが湿っていたり、両親がワキガの人)は大量に出た汗にアポクリン腺からの汗も多く含まれているので、汗ジミだけでなくニオイケアをする必要があるのでご注意ください。

ちなみにワキをはじめ「手のひら・足の裏や背中、おでこ」などの多汗症は体質が変化しやすい時期に症状が出てくるので、思春期や更年期の方は汗対策をしっかりとされることが必要です。

ですが学生さんなどの「自分の体だけでなく、生活環境がめまぐるしく変わっていく時期での多汗症」は大人になるとおさまるケースもあるそうなので過度に心配しすぎず、汗脇パットなどある程度の対処法で乗り切り、自分の成長をゆっくりと待つことも多汗症対策には大切ですよ。

ワキ部分の多汗症についてまとめ

  • 「ワキの汗の量が多い=100%ワキガである」というわけではないが、汗の量とニオイには多少の関連があるのでワキの多汗症の人はワキガに注意
  • 「ワキの多汗症」と「通常の汗っかき」とはいくつか違いがある
  • ワキの多汗症は「運動やストレスなどとは関係なく常に汗でワキが湿っているタイプ」と「少し緊張しただけでもドッと汗が吹き出すような緊張性の多汗症」がある
  • ワキに多くの汗をかく多汗症は「ニオイの原因となるアポクリン腺からの汗」よりも「サラサラ汗が出るエクリン腺」から大量に汗が吹き出すことが多い
  • もちろん多くの汗が出る際にはアポクリン腺からの汗が出てくるので、ワキガ体質の人は汗の量だけでなくニオイにも気を使う必要がある
  • 「ワキに汗をかいて恥ずかしい」という思いから、余計に汗が出てしまうので「過度に気にしすぎない」ことも大切
  • ワキの多汗症は「思春期」や「女性の更年期」など体質的に変化する時期にあらわれやすい

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