そこでトイレ後のニオイについて「ざっと見」していきましょう。
自分の便のニオイってトイレに入っている時にはそこまで強く感じませんが、排便後に一旦トイレを出てからもう一回入ると「こんなニオイが強かったっけ…」といった感じてショックを受ける人もいらっしゃるのではないでしょうか?
ですので同じトイレを使用する家族のためはもちろん、外出先のトイレでのことを考えると便のニオイ対策はとても大切ですし、便のニオイが強くなることで体臭や口臭にも影響があるとなれば是非ともケアしていきたいところですよね。
そこで便のニオイについて取り上げてみましたが、基本の対策でありながら一番の方法は「食事内容に気を使う」ことで、腸内環境を悪化させるような動物性のお肉や脂を食べ続けることはまず控えましょう。
さらに腸のお掃除役である食物繊維を摂り入れること必要となりますが、食物繊維には「不溶性食物繊維」と「水溶性食物繊維」の2つがあって・・・
イメージ的には「不溶性食物繊維はゴボウなどの固い繊維質」・「水溶性食物繊維はナメコとか昆布などのドロドロしたもの」という感じで判断されると良いと思います。
この2つの食物繊維は腸のお掃除役であることは間違いないとはいえ、固い繊維質の不溶性食物繊維は便秘気味の人が食べるとさらに便が固まってしまうリスクがあるので便秘解消のためにはまず水溶性食物繊維から食べるようにしましょうね。
(たいがいの食物繊維が多に食品には両方の食物繊維が含まれているので、あくまでも「どちらかと言えば水溶性食物繊維を多め」ぐらいの感覚で大丈夫ですよ。)
それにビフィズス菌のエサとなるオリゴ糖は最近ならスーパーやドラッグストアでも簡単に手に入りますし、大豆や玉ねぎといった身近な食品にも含まれているのでそれほど摂取するのに大変なものではないと思います。
もちろん腸内環境を整える定番アイテムである発酵食品も重要なので、納豆やお漬物、お味噌汁などの昔からある日本食は腸内環境のためにも良いので、このような食生活に変えていくことで「便のニオイ、便秘、体臭・口臭ケア」につながりますので皆さんもお試しくださいね。
この記事のポイント
- トイレのニオイは食生活や加齢によって大きく変わってしまう
- お肉などの動物性の食べ物や加齢は腸内環境を悪化させ、その影響で便が臭くなってしまう
- 腸内環境が悪くなる(=悪玉菌が増える)と、腸の中で悪臭の原因となるニオイ物質が多く作られてしまう
- 腸内環境の悪化は便のニオイだけでなく、体臭・口臭の原因にもなる
- これは腸のニオイ物質が便秘によって腸に留まってしまうと、血管に入り込んで全身を巡ってしまうため
- なので便のニオイ対策や体臭対策に腸内環境を整えることがとっても大切
- 腸内環境を整えるにはヨーグルトや納豆・漬物などの「発酵食品を食べる」ことが基本
- さらに善玉菌のエサとなってくれる「オリゴ糖」も有効。
- 食物繊維も腸を掃除する栄養素なので腸内環境のためには良い
- ココアには食物繊維をはじめとした腸内環境を整える栄養が入っているので野菜が苦手な人にはおすすめの腸内ケア食品
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