デオドラント剤を使う時に心がけたいこと

デオドラント剤選びをするときには「できるだけ効果が高いもの」を試してみたいという気持ちはあると思います。
ですが、効果が高いデオドラント剤が必ずしも自分に合っている商品とも限らないのでデオドラント剤選びをする時に知っておいたほうが良いことを「ざっと見」してみましょう。

デオドラント剤を使う際には、当たり前ですけど「体臭を発生させないこと」や「洋服に汗ジミができなようにすること」が一番の目的ですよね。

ですので「制汗・殺菌成分」が含まれているアイテムを使うことが必須です・・・けど、最近の「ニオイ対策をうたう」デオドラントアイテムをドラッグストアやネットで探せばほぼこのような成分はしっかりと配合されているのでそれほど難しいことではないいと思います。

とはいえ制汗成分としては「ミョウバン」が使用された商品が比較的多くて価格も安いのですが、「テノール液、オドレミン、エキシウクリーム」などに配合されている塩化アルミニウムという成分は効果が強くて最近では人気になっていますよね。



ただし塩化アルミニウム配合の商品は効果が強い反面、人によっては肌のカブレなどのトラブルも発生することがあります。
なので「付け過ぎ」や「常用」することは避けて「ここぞ」というときに使用するだけでなく、塩化アルミニウムはかなり長い時間効果が持続するので「お風呂あがりのワキが清潔なタイミングで数日間継続して塗り続け、その後の数日間は使用しないで汗の出る様子を見る」ということを繰り返して自分なりの使用サイクルを調べてみるのも良いと思いますよ。
(もちろん肌への影響がなくて少量で効果が実感できている人は普通に使っていても大丈夫でしょうが…)

ちなみに塩化アルミニウムは皮膚科などのお医者さんで処方してもうことも可能で、市販品よりもかなり濃度が高くなっているので処方される際に使い方の指導がされると思いますが、しっかりと使い方には注意されることをおすすめします。

このような塩化アルミニウムの特徴から、それほど体の汗からくるニオイが強くない人はワザワザ選択する必要はなく、お値段が安くて手に取りやすいミョウバンなどが配合されたデオドラント剤を選べば大丈夫ですし、自分の体臭ケアをしていきたいと思い始めた人ならまずは効果が弱い市販のデオドラント剤を試してから汗やニオイを抑える効果が実感できなければ強いタイプの商品に移っていくことが大切ですよ。
・・・最初から効果が強い商品を使うとカブレ等の副作用により新たなトラブルの元となってしまいますからね。



とにかく数多くのデオドラント剤の中から自分に合う商品を見つけるのはなかなか大変なことかもしれませんけど、「使い心地」や「効果」だけでなく、長期的に使うことも考えて「自分の肌への影響」や「手に入れやすさ」、「価格」もいちおうお考えになったほうが良いですよ。

この記事のポイント

  • 最近、制汗剤の成分として効果が高く注目されている塩化アルミニウム」は少し肌に刺激が強めなので「カブレ」などが起きないか自分の肌に試し塗りをしてから使用したほうが良い
  • 特にワキは肌が弱いので塩化アルミニウム配合の制汗剤を「大量に長期間」使用する際には注意
  • さらに「塩化アルミニウム」は使い続けていると体が慣れてしまって効果がだんだん弱まることもある
  • 昔からある制汗成分のミョウバン」は肌への影響は少ない
  • デオドラント剤に含まれる「制汗・殺菌成分」は洗い流したり時間が経つと効果がほぼなくなってしまうので「自分の肌に合ったデオドラント剤を1日の中で何度か塗り直す」ことが理想
  • ただ、肌への刺激を考えると「出かける前」や「運動した後」ぐらいのタイミングでも十分体臭ケアはできる
  • ワキガ体質の人がデオドラント剤を選ぶ際には、必ずニオイの元となる汗を抑える制汗成分と、その汗からニオイを作り出さないようにするための殺菌成分が含まれている商品を選ぶ
  • 香水のように単に「他の香りで体臭をカバーする」ようなアイテムではニオイが混ざり合って、さらに不快なニオイになる可能性があるのでヤメましょう
    (香りを付けるアイテムは「ほのかに香る」ように洋服や髪などに少量使用するのがオススメ)

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