もともと足に水虫菌が感染するような状態(ムレていたり、衛生的に良くない状態)は足のニオイの大きな原因でありますし、水虫によって足のニオイが強くなることもあるので「水虫にならないこと」と「水虫になったらすぐに治療をすること」が体臭対策としてもとても大切となります。
とはいえ、私を含めて「水虫のような症状」が出てもナカナカ専門のお医者さんに診てもらうというのに抵抗感があって、最初はまず市販のお薬に頼ってしまうケースが多いのではないでしょうか?
市販されている水虫の治療薬も最近では「1日1回塗るだけのタイプ」が増えていて手間もかからず治療ができるので市販薬で治ってしまうのならば個人的には積極的に市販薬で対策すれば良いとは思っています。
とはいえ「市販の水虫薬を使っても症状がぜんぜん改善しない…」なんてこともよくあることで、これは「水虫のような症状ではあるけど水虫ではない」ことが大きな原因になってしまっているので注意が必要ですよ。
(具体的には「水虫菌以外の菌が原因」だったり、「単なるカブレ」だったりすることでも水虫っぽい症状が出てしまいます。)
なのでこのような場合は、面倒臭がらず早めに皮膚科のお医者さんの診察を受けて自分の足の症状の原因を調べてもらい、自分の症状に合わせた薬を処方してもらうのが一番ですよ。
・・・やはり「適切な治療薬を手に入れることができる」ということが処方薬の大きなメリットですからね。
さらに「症状にマッチしたお薬が処方される」だけでなく、「有効成分の濃度が高くて効き目が強い」という特徴が処方薬にはありますので、不快症状をすぐに治したい場合には通院する時間を作ってでも病院を利用したほうが良いですよ。
実際のところ「診察代+お薬の代金」を合わせても市販の薬とそれほど大きく変わりませんし、なかなか市販の塗り薬では成分が浸透しにくくて治療が難しい「爪水虫」対策のための内服薬を処方してもらえますからね。
結局のところ、市販のお薬でも十分水虫対策はできるとはいえ、「市販薬で良くならない場合」や「手っ取り早く治したい」という方はお医者さんにご相談ください。
もちろん、そもそも足のニオイに気を使って「水虫にならないような生活」を心がけることが一番大切なことですけどね♪
ポイントを「ざっと見」
- 水虫用の市販薬は・・・当たり前ですが、「水虫菌(白癬菌)による足の症状対策」しかできない
- お医者さんに診察をしてもらうと、白癬菌以外が原因の「水虫に似た症状」に対しても対応できるお薬を処方してもらえる
- 白癬菌以外の「カンジタ菌への感染やカブレ、汗疹(あせも)」などでも足の皮が剥けるなどの症状がでてしまうので水虫と間違いやすいので市販薬を使う場合には注意
- 実際のところ「水虫用のお薬(抗真菌薬)」の成分自体の差は市販薬と処方薬でもあまり違いがない
- ただ処方薬の方が成分の濃度が高いことが多く、効き目は強い
- 市販薬にしろ処方薬にしろ、水虫菌は症状が出ている部分よりも「広く・深く」定着しているケースが多いので「薬で症状が治まっても根気よく塗り続ける」ことが大切
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