そこで塩による体臭ケアについて今回は取り上げたいのですが、そもそもナゼ塩によって体臭ケアができるのかといえば・・・塩には皮膚の汚れや雑菌を程よく洗い流してくれる上に体をしっかりと温めてくれる効果がありまして・・・
この「体が温まる作用」は、皮脂の詰まりでお悩みの方や汗が出にくい体質になってしまった方の「皮脂の酸化や悪い汗によるニオイ」対策にうってつけとなります。
(あと体臭とは直接的な関係がないとはいえ、冷え性の人からしてもかなり有効に作用してくれるので、身近にある塩と言えども侮れないですよね?)
そして塩によって体を温める具体的な方法としては「お塩を浴槽に入れてから入浴する」ことが一番手軽で、この際に「バスソルト」という入浴用に配合された商品があるにはあるのですが、香りや成分などに違いはあるとはいえ基本的に体に作用する流れは通常のお塩と一緒なのでまずは安い食塩で試されると良いですよ。
塩の量はけっこう適当でも大丈夫なんですけど、通常サイズの浴槽ならば200ccの計量カップの半分ぐらい(100g)は入れても大丈夫だと思います。(肌に影響があるようなら塩の量は調節してくださいね。)
そして入浴方法に関してはやはり「体をゆっくりと温める」ことが大切なので、40℃ぐらいのぬるめのお湯で全身浴しましょう。
・・・もちろん、半身浴もよいことはよいのですが、半身浴は「お湯から出ている上半身が意外と冷えやすい」ために「湯船に蓋をして熱が逃げないようにする」などの工夫が必要となるので、心臓が弱い方などを除いては全身浴のほうが手軽で個人的にはオススメですよ。
そして皮脂を程よく落としてくれる効果は体の皮膚だけでなく、頭皮にも良い影響があるので髪の毛の毛穴に詰まった皮脂対策として・・・シャンプー代わりに「塩を溶かしたお湯をかけて頭皮をマッサージする」になんてのも頭のニオイ対策として有効です。
頭皮マッサージの際には塩は入浴時の濃度よりも高めにしても大丈夫ですが、たぶん髪がキシしんでしまうのでトリートメントやリンスなどは適度に使用したほうが良いと思いますし、「シャンプーを一切使わずに毎日塩だけで頭皮を洗う」ということまではせずに髪や頭皮の状態を見て使う頻度を変えることが大切ですよ。
とにかく皆さんも、どこにでもある「塩」のパワーを有効活用して「効率よくお財布にも優しく」体臭対策してみてはいかがでしょうか。
この記事のポイントを「ざっと見」
- 皮膚、特に毛穴や汗腺に詰まった汚れを放っておくと老廃物や汗の排出が上手くできずに体臭にも繋がりやすい
- そのために皮膚を清潔にすることはとっても大切
- ただ洗浄力の強い石鹸を使うと「もともと必要な皮脂」なども落としすぎてしまうのであまり良くない
- そこで、ほどよく毛穴や汗腺を洗浄したいのならば「塩」がオススメ
- 塩をお風呂の浴槽に入れることで適度に汚れや雑菌ケアができるだけでなく、体の芯から温まって血行が良くなるので「質の良い汗」が出やすくなるのも体臭対策に有効
- 塩の量は適当でも大丈夫だが、浴槽に100グラムぐらいが目安
- スーパーなどで安く売っている食塩で良いのでまずは塩を入れて入浴してみて、効果が実感できたら専用の「バスソルト」を試してみましょう
- できるだけ「ぬるめのお湯で20分ほど全身浴」すると体をしっかりと温めることができる
- 塩を溶かしたお湯で頭を洗うのも頭皮の皮脂対策にはナカナカ効果的
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