というのも、20代から30代ぐらいの年代になると皮脂の分泌量が一生の中でも一番多くなるだけでなく、もう少し上の年代(40代後半~50代)になると皮脂に含まれる成分が変化して「加齢臭」の原因ともなってしまうので、「皮脂対策は重要な体臭対策」ということになります。
ですので「体の部位の中で皮脂が多く出るところを知る」ことは「体臭の発生源を知ること」になり、とても大切なことですので少しご紹介したいと思います。
まずは定番で分かりやすいところで言えば、毛が多く生えている「頭皮」や「陰部」「ワキ」となっており、これらの部分はなんとなく「ニオイが強い場所」として皆さん認識されているので気を使って洗われているのではないでしょうか?
ただ、頭皮はどうしても髪の毛によってガードされているのでしっかりと洗っているつもりでも髪の毛の表面的な部分にまでしかシャンプーが届いていないなんてケースもありますので、頭を洗う際には「髪ではなく頭皮を指の腹で揉むように洗う」ことを重点的に行なってくださいね。
この際にスカルプシャンプーのような洗浄力の強いシャンプーを使うと効果的ではありますが、適度に皮脂を残すことも大切なので「毎日のように使用する」というよりは「数日おきとか週に一度」ぐらいの感じで皮脂を取り除くぐらいの使用法のほうが私はオススメです。
そして男性ですと毛が生えている人も居る、「胸やおへそ周り」も皮脂の分泌量が多くなっておりますが・・・
この辺の部分は自分で意識していなくても体を洗う際には自然と洗えてしまう部分なので、個人的にはそんなにニオイに関して気にする必要がないところだと言えると感じていますね。
なので逆を言えば、「洗い残ししやすくて皮脂の分泌が多い部位」は要注意ポイントでして・・・
具体的に言えば「耳の後ろ」や「首周り」「背中(背骨に沿った中心部分)」はかなり意識して洗おうとしないと簡単に見逃してしまう部位なので忘れずにケアしてあげてくださいね。
中でも「耳の後ろ」は「洋服などでガードされていない上に、人間の鼻に近い部分」なので、周りの人からすると大きな体臭の発生源となるので重点的に洗うようにしましょう。
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それと、「顔がテカりやすい人」はおでこや小鼻などからも皮脂が分泌されている証拠なので、適度な洗顔(洗い過ぎは皮膚が乾燥して皮脂の分泌が促進されてしまうので注意)やデオドラントシートなどで拭き取ることをされてみてください。
このように皮脂が出やすいポイントと、洗い忘れが起こりやすそうなポイント、さらには他人から気が付かれやすいポイントを知っておくと効率的に体臭対策ができますので皆さんもしっかりと覚えておいてくださいね。
この記事のポイント
- 皮脂が分泌されやすい部分を知ることで体臭対策が効率的にできるようになる
- 基本的に皮脂は毛が密集している部分(頭皮・陰部・ワキ)で分泌されやすい
- 意外と見落としがちな「耳の後ろ」や「首」は意識して清潔にする必要がある
- 「顔のテカリ」も皮脂による影響なので、おでこや鼻がテカりやすい人は「顔の皮脂から発生するニオイ」にも注意
- 「皮脂は取り過ぎると分泌量が逆に増えてしまう(体が勝手に皮膚を乾燥から守ろうとしてしまう)」ことがあるので、適度な対策(通常の入浴やデオドラントシートで軽く拭き取るぐらい)にとどめておく
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