ワキのニオイ

「洋服のワキ部分のニオイや汗ジミ」は丁寧に洗濯することが大切

体臭の中でも一番にニオイが強くなりがちな「ワキ」は、着た後に洋服をしっかりと洗濯をしておかないと「洋服からのニオイ」によってさらに体臭が強くなってしまうので注意が必要なんですよね。
ですので今回は「洋服のワキ部分のニオイ・汗ジミ対策としての洗濯」について取り上げてみたいと思います。

脇の部分の洗濯について「ざっと見」

• ワキからは雑菌の繁殖しやすい汗が出やすいために「洋服のワキ部分」にもニオイが残ってしまう
• さらにワキは通気性が悪いので汗が蒸発しにくく、ニオイだけでなく汗ジミにも注意
• ワキの汗から発生するニオイや汗ジミは通常の洗濯ではナカナカ落ちてくれない
• 服のニオイや汗ジミは汗と皮脂が混ざり合ってこびり付いてしまったものなので、「アルカリ性の洗剤」で落とすのが基本
• これは皮脂などの汚れは「酸性」なので「反対のアルカリ性」で汚れを落とす仕組みだが、いわゆる「通常の洗剤は弱アルカリ性」のものばかりなので洗浄力が足りない場合には「アルカリ性の石鹸を併用する」と効果的
• アルカリ性の石鹸の使い方は「洗濯前に石鹸をシミ部分に塗りつけておく」程度でもよいし、「石鹸と重曹(こちらもアルカリ性)をつけてブラシで擦る」とさらにしっかりとケアができる
• ただ、アルカリ性の洗剤は「洋服の色落ち」や「肌への影響」もあるので使いすぎには注意(白い服ならば色落ちの心配は無いので大丈夫ですが…)
• 洗濯後の洋服はできるだけ、外に出して太陽光と自然の風で乾燥させるとニオイケアをできやすい

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ワキにはアポクリン線という汗腺があって、ここから出る汗がいわゆる「ワキガ臭」の原因となってしまいます。

このアポクリン腺の量や活動具合は体質による個人差があって、海外の人だとほぼ100%の人がワキガ体質なんてケースもありますが、日本人は基本的に海外の方から比べると少ない傾向があることはあるんですよね。

とはいえ、「現代人がどんどんニオイに敏感になってきている環境」や「ワキガ体質は遺伝しやすい」ためにワキガで悩んでいる人はとても多いと思います。

そこで今回は「洋服のワキ部分のニオイ」について少し取り上げてみましたが、ただ洗濯機に洋服と洗剤を入れて洗濯するだけでは繊維の奥にこびりついてしまった皮脂や汗の成分はナカナカ取れないことが多いみたいですよ。

そこでしっかりと汗ジミやニオイを落としたい場合には「アルカリ性の石鹸を使う」ことが有効で、通常の洗濯洗剤と合わせて石鹸を使うことでピンポイントで服のニオイ+シミケアができるので是非ともお試しになってみてくださいね。



ちなみに漂白剤を使うことでも汗ジミやニオイ対策はもちろん可能となっていて、個人的には漂白剤を使う際には「酵素系漂白剤」を使うことで塩素系の漂白剤のような激しい色落ちは避けられるのでオススメですよ。



とにかく「ワキ部分は汚れやすい」ということをしっかり分かった上で、汚れとニオイ・汗ジミ対策をしていきましょう。

それと・・・「そもそも洋服にニオイや汗ジミを付けない」ために「汗ワキパッドを使う」とか「汚れてもいい服を肌着として着ておく」なんてことでお気に入りの洋服を直接肌に触れさせないことも立派な洋服のニオイ対策ですのでお試し下さいね。