そこで今回は「便が臭くなってしまう原因」について取り上げてみたいと思います。
まず、「便=ウンチ」は当たり前ですが食べ物によって作られている(「腸内細菌」や「はがれ落ちた腸の細胞」なども多く含まれてますが…)ために、食べたものによって大きな影響を受けてしまいます。
そして便の独特なニオイというものは「タンパク質」が分解された際に発生するアンモニアによってニオイが強くなってしまうので、タンパク質・・・特に「動物性のタンパク質」はできるだけ控えることで便にニオイはかなり軽減することができますよ。
「肉食中心の人」は便のニオイだけでなく体臭も強くなるなんてことはよく言われていることなので、「ニオイが強くて気になる人」は自分の食生活を見なおして野菜の量を増やすなどをされると意外と早めに(1日とか2日でも)効果が実感できると思います。
さらにお肉中心の食生活は「腸内環境が悪くなる」ことも有名ですよね。
この腸内環境の悪化も便のニオイに直結していて、「腸内環境が悪くなる=悪玉菌が増える」と悪玉菌が食べ物を分解する際にニオイ物質が発生する上に、腸の動きが弱まって便秘になりやすくなることで腸内にいつまでも便が残ってニオイが強くなるので腸内環境には特に気を使いましょう。
腸内環境改善には・・・
もはや定番中の定番場ですが、ヨーグルトやお漬物、発酵食品などで善玉菌を増やしてあげたり、食物繊維を摂って腸内の掃除をしてあげるのが有効です。
もし食事ではどうしてもバランスの良い栄養が摂れない人は市販の整腸剤もお手軽ですよ。
それと腸内環境は年齢とともにどんどん悪化しやすくなるので、「お父さんのトイレの後は絶対に入りたくない」なんて子供が不満を感じている場合は、加齢の影響やお父さんの腸内環境や食生活(それとお酒やタバコなどの習慣)が問題なのかもしれないので、年齢を重ねたからこそ腸内環境を気を使う必要があるようですね。
さらに食事内容以外にも「よく噛まないで食事をする」ことも便のニオイが強くなる原因なので注意が必要で・・・
よく噛んで食事をすることは「単純に食べ物を細かくする」メリットだけでなく、「唾液に含まれる成分が食べ物と混ざり合って消化が良くなる」ので、しっかりと咀嚼(そしゃく)することで消化不良を起こさずに食べ物が腸内で異常発酵することなく便臭を押さえることができますよ。
この「食べ物を消化しやすい環境づくり(体づくり)」はとても重要でして、「ストレスを感じると胃から分泌される消化酵素が減ってしまう」と言われているので、咀嚼回数を増やすだけでなく、「ストレスを上手く発散させながら生活する」ことも結果的には便臭対策になるので心がけてみてください。
とにかく・・・「便のニオイが強くなってしまうことで体臭も強くなりますし、便臭対策のための体づくりや行動は体臭対策にもなる」ため、これらはしっかりと繋がっていることなので「便臭と体臭」を別々に考えるのではなく皆さんも排便後のニオイがご自分で気になったり指摘された経験があるなら、すぐにでも食生活や行動を振り返ってみてはいかがでしょうか?
・・・ちなみに、多くの方がある程度の効果を実感している「便臭・体臭予防サプリ」みたいなものも販売はされておりますが・・・
これらの商品はあくまでも上記の生活習慣をした上でご使用されたほうが良いと思いますよ。
この記事のポイント
- ウンチのニオイは「食べ物」によって大きく左右されてしまう
- 特に「動物性のお肉や脂」は便のニオイが強くなるだけでなく、体臭にも影響があるので注意
- お肉中心の食生活は「腸内環境が悪化」してしまうことで、便臭や体臭が強くなる
- 便のニオイ・体臭を抑えたいのならば「腸内環境を整える食品」を積極的に摂り入れる(…どうしてもそれが大変ならば整腸剤を補助的に使う)
- 「食べ方(噛む回数を増やす)」や「ストレス解消」も結果的には便臭・体臭対策になる
- 「体と心が健康=便の臭いも弱くなる」ので、結局は「健康管理」が大切
0 件のコメント :
コメントを投稿