最近では朝食を抜いてしまったりコーヒーだけ飲んで家を飛び出しているなんて人もいらっしゃいますけど、健康面だけでなく体臭の面から考えても「昔ながらの和食を中心とした健康的な食事内容」というのは良いみたいですね。
ただ、「健康的な食事」と言ってもボンヤリしすぎてしまっているので具体的に例を挙げると・・・
「発酵食品であるお味噌を使ったお味噌汁」や「(こちらも発酵食品の)お漬物」、それに「梅干し」をプラスして、飲み物は「緑茶」という食事内容は体臭対策として有効なのでオススメとなりますよ。
ここで「発酵食品と体臭の関係」についてですが・・・
これは(皆さんもすでにご存知かもしれませんけど)発酵食品には腸内環境を改善させる効果があり、「体臭の大きな原因である便秘対策」をすることによって体臭対策としても有効となるのが関係しておりますので、「食べ物によって腸内環境を改善させる」ことと「運動によって腸が活発に動きやすい体づくりをする」というのは立派な体臭対策になるので是非とも実践してみてくださいね。
それと上に挙げた中でも「梅干し」は殺菌作用や菌の繁殖を防いでくれる作用がある食品であるだけでなく、梅干しに含まれているクエン酸によって代謝がアップ効果が期待できるので体臭対策にはとても良い食品となっておりますよ。
さらに日本人が飲み慣れている「緑茶」は、ウーロン茶や紅茶よりも抗菌・殺菌作用のある「カテキン」やポリフェノールの一種である「フラボノイド(こちらは口臭対策ガムに含まれていることが多いですよね)」がたくさん含まれている体臭・口臭対策にうってつけの飲み物なので習慣的に飲むことは大切なことだと思います。
とはいえ、いちおう「緑茶にもカフェインが含まれている」ので「健康や体臭対策に良いから」という理由でお水代わりに1日中ガブガブと飲むというような事はせずに、食事や間食時に飲む程度に抑えておくようにしましょうね。
(目安としては…ここまで飲まれる方は少ないかもしれませんけど…「1杯を150mlとした場合、10杯は明らかに飲み過ぎのライン」ですよ。)
ちなみに発酵食品や梅干し、緑茶など含まれている成分によって体臭ケアができることがあるだけでなく、朝食を食べること自体がかなり有効な口臭対策となるので「朝食を抜くことは絶対にやめた方が良い」と個人的には感じており・・・
この「朝食による口臭対策ができる」という理屈はとってもカンタンで・・・
人間は寝ている間はお口の中が乾燥しやすく、菌の繁殖を抑える唾液が少ないために口臭の原因菌である虫歯菌・歯周病菌が増殖し放題の環境となってしまっているため、「朝起きた時が一番口臭が強い状態(口臭の強さの個人差はとても大きいですが…)」にどんな人でもなってしまいます。
そしてこの状態でしっかりと朝食を食べておくことで唾液をドンドンと出すことができると「唾液による口内の浄化や乾燥対策ができる」ため、口臭は大きく減らすことができますよ。
(梅干しは唾液を多く分泌される効果があるのでこの点でも良いですね。)
・・・もちろん、朝食を食べなくても朝起きてしっかりと歯を磨いたりガムを噛んだりすれば対策はできますが、健康的で手っ取り早い口臭対策として朝食を食べることは習慣にしてしまいましょう。
とにかく動物性のタンパク質や脂分が比較的多く含まれているジャンクフードや加工食品はどうしても体臭を強くしてしまうとはいえ、
「肉類を完全に食べないようにしましょう!」・・・なんてことは無理ですし実行する必要はありませんが、ある程度セーブして「日本人にとって昔から馴染みのあるような食品や飲み物」の良さを今一度再確認されてみることはオススメいたします。
この記事のポイント
- 体の中から体臭対策をするのであれば「食事内容を見直す」ことが大切
- 特に腸内環境を整えるような食品や殺菌作用・疲労回復効果などがある食品はとても有効
- 「朝食を抜いてしまう」ことで、お口の中の洗浄が上手くできずに口臭が強くなることもあるので「朝食を食べて唾液を出す」ことは立派な朝の口臭対策になる
- 「昔ながらの日本人の食事」は体臭だけでなく、(塩分を抑えめにすれば…)健康面でも良い影響があるので積極的に食べていきましょう
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