「皮膚の垢(アカ)」「頭皮のフケ」について

体に残った汗や皮脂によって「ニオイの原因菌」が繁殖しやすくなってしまうため・・・
体を不潔にしておく=体臭が強くなる」ということは、皆さんも当たり前のようにご存知ですよね?
そこで今回は不潔なイメージのある「垢(アカ)」や「フケ」について少し取り上げてみたいと思います。

まずは「アカ」についてですが・・・
そもそも人間の皮膚というものはだいたい1ヶ月ぐらいの周期で入れ替わるようになっていて、毎日のようにどんどんと体の内側から新しい細胞が生み出され、古い皮膚の細胞は押し上げられていきます。

そして「皮膚」としての役割を終えた細胞が皮膚表面でとどまったものが「アカ」と呼ばれるようになりますので、厳密には「汚れ」というよりは「古くなって角質化した皮膚の細胞がアカの正体」ということなるみたいですね。

ただ、実際には皮膚の細胞以外にも「皮脂や汗、汚れ」が交じり合ってアカが出来上がってしまうために、アカが皮膚上に溜まり続けてしまうと体臭の大きな原因となるので、皮膚のアカはある程度ケアしてあげることが体臭対策として重要ですよ。

アカを落とす方法としては・・・
アカは「お湯で洗い流すだけでも十分」とも言われているぐらい簡単にはがれ落ちていきますし、「毎日湯船にゆっくりとつかる」というだけでもアカを落とすにはかなり有効な方法ですので、個人的にはシャワーだけでなくしっかりと湯船につかって「皮膚の余分なアカを浮かせて取る」ことをすると良いと思います。

それと、よく言われていることでご存知かと思いますけど、「硬い材質のものでゴシゴシと体を擦って洗う」とか「殺菌力の強いボディソープを毎日のように使う」というのは「皮膚を傷つける」上に「皮膚に住みついている良い菌」まで落としてしまうことがあるので体はほどほどに洗うようにしましょう
・・・アカもある程度皮膚に残っていたほうが、外からの刺激(紫外線や皮膚の乾燥など)から守ってくれますからね。



そして次は「フケ」についてですが・・・
「フケもアカと同じような原因で発生する」・・・というか「頭皮のアカのことをフケと言う」だけですので結局は同じようなものだそうですね♪

とはいえ、頭は毛が密集している部分なので「外からのホコリ」や「皮脂や汗が多く、新陳代謝も激しい」のでアカよりも注意が必要で、フケが発生するような状況ですと頭皮のニオイがかなり強くなってしまっていることも考えられるので「頭を洗う」ということは「体を洗う」ことよりも気を使って行うことが大切です。

もちろん、こちらも体と同じように「洗いすぎる」ことは良くなくて、「洗浄力の強いシャンプーで皮脂を根こそぎ取り除いしまう」と頭皮が乾燥してフケが発生しやすくなるので・・・
「頭皮にやさしいシャンプーを日常的に使用しておいて、ニオイが気になる方は定期的(個人差があるのでなんとも言えませんが…週に1~2回程度?)にスカルプシャンプーを使う」ぐらいが良いと思いますよ。
(ちなみに…一般的には「アミノ酸シャンプー」は刺激が弱めな傾向があると言われてますが、頭皮にトラブルがなければ近所のお店で売っているようなお安めのシャンプーでも日常利用にはあまり問題はないと私は感じています。)



・・・あ、それと、シャンプー時には「爪を立てずに指の腹で洗う(頭皮が傷ついてフケの原因なるため)」ことや「シャンプーをしっかりと洗い流す」ことは必ず心がけてくださいね。

とにかく、フケにしてもアカにしても体質によって量にかなりの個人差があるため・・・
体はボディソープなんかで洗わなくでも大丈夫!」とか「シャンプーは使わず、頭をお湯で洗い流すだけで十分!」なんてことまでは言えませんが、
「洗いすぎ、清潔にしすぎ」も逆に問題が大きくなる可能性があるので、皆さんも自分の体質に合わせたケアをしてアカやフケの発生を防いでいきましょう。

私の場合は、皮脂が多めで今のところトラブルも全くないので「プロテクシリーズ」のシャンプーやボディソープを頻繁に使ってケアしておりますけどね♪

この記事のポイント

  • 体のアカは「体の中からの汗や皮脂」と「外部から付いてしまった汚れ」、そして「役目を終えた皮膚」などが混じって作られている
  • アカはゴシゴシとこすり洗いする必要はなく、お湯につかることで「アカを浮き上がらせて取り除く」のが肌に優しくて良い
  • 頭皮に発生するフケもアカと同じようなものだが、新陳代謝が激しい部位なのでアカよりも注意が必要
  • ただし、洗浄力の強い「スカルプシャンプー」を毎日のように使うのは頭皮が乾燥してしまいよくないので、毎日使い続けるよりはある程度の間隔をあけるのがオススメ(洗浄力の強いボディソープも同様。)
  • 「自分の体質」や「季節」などを考えて「ホドホドにフケとアカのケア」をすることが体臭対策としても大切
※最後に・・・参考になるかわかりませんが・・・
フケが特に気になる方は、以前に書いた「柳屋 薬用ヘアトニック フケ・カユミ用」についての記事も興味がおありなら合わせてご覧下さいね♪

0 件のコメント :