「すそワキガ」は自分でも他人でも気が付きにくいので注意

「ワキガ」はもちろんですが、「すそワキガ」という言葉を聞いたことがある方はいらっしゃると思います。

「すそワキガ」とは・・・
簡単に言ってしまえば「ワキガと同じ原因(アポクリン汗腺からの汗による雑菌の繁殖)による陰部のニオイ」であり、ワキガと同様に「多少清潔にしていても体質によってニオイの強さが左右される上に、他の体臭と比べて強めのニオイが発生」してしまいます。

そして、ワキガと同じ種類の体臭であるということは「男女問わず発生するニオイ」ではあるのですが・・・
男性器よりも女性器のほうがどうしても不衛生になりがちなことから、女性のほうがすそワキガに悩まれている方が多いようですね。

ちなみに「ワキ部分が強く臭ってしまうワキガと原因が一緒」とはいえ、すそワキガとワキガとでは大きく違う点がありまして・・・
やはり陰部は人と接するケースが恋人や夫婦間以外ほとんどないため、日常生活ではそれほど大きな問題となるケースが少ないのが逆に厄介なんですよね。

その結果、自分でも気が付きにくい場所なのでニオイケアに気を使わないでニオイが強いまま放っておかれることが多いので注意が必要ですよ。
(「ワキガ」は他人の鼻との距離が近いので、それほど深い関係でない人からも悪い印象を与えてしまうことがある点がものすごい厄介なんですが…)

・・・とはいえ、もともと陰部は「下着・洋服による蒸れ」や「陰毛」などによってニオイがさらに増幅されてしまう場所ですので、「自分でも気が付きにくく、パートナーからも指摘されにくい部分のニオイなんだ…」ということを頭の片隅においておく程度で適度にケアをしていくことが個人的な重要だと感じています。

具体的なケア方法としては・・・
ワキガと同じように「ムレにくい環境づくり」や「日頃からニオイの原因である雑菌の繁殖を抑えておく」、「陰毛の処理」、「すそワキガ用のデオドラントアイテムを使う」などが基本的な方法となります。



ムレに関しては「下着や洋服選びに気を使う」ぐらいしかできないのですが、陰毛の処理は比較的簡単にできることですし、「短くカットする」だけでも多少の効果があるのでオススメですよ。

そして、これらの対策法の中で一番重要なのが「雑菌の繁殖を抑えること」でして・・・
やはり、ワキガと同じように体質的にアポクリン線が多い人でもできるだけ陰部を清潔にしておけば雑菌の繁殖は多少はセーブできるので、デリケートゾーン用の石けんなどを積極的に活用してケアしておくことが大切です。
(ただし、石けんを使う際に陰部の中までゴシゴシと洗うと「元々備わっている陰部の自浄作用が働かなくなる」ので避けて優しくお水で洗い流す程度にしましょうね。)



それと「すそワキガ」も手術によってアポクリン汗腺を取り除くことでニオイ対策をすることができ、「陰毛部分の手術ですので陰部自体には特に影響がない」ので気になる方は専門のクリニックにご相談されてみるのも立派な対策法ですよ。

とにかく、「すそワキガ」とは原因は違いますが女性には「生理」もあるため、
「陰部がまったくニオワない人」はあまりいらっしゃらないことは事実なので「過度に気にしすぎず…でも、自分でマメにケアをしておく」ぐらいの感じでニオイ対策をしていきましょうね。

この記事のポイント

  • 「すそワキガ」はワキガと同じ原因(ニオイの原因菌を多く含んだアポクリン腺からの汗)で発生する陰部のニオイ
  • ワキガとの大きな違いとして…「周りの人も自分も気がつきにくいことがある」ので、その点には注意
    (パートナーだけが気がついて指摘できないケースが多い)
  • 対策方法もワキガと同様、「ニオイの原因菌の繁殖を防いだり取り除く」ことや「毛の処理」「ムレにくい下着を選ぶ」などが基本
  • ただし、「陰部を清潔にする」ことが基本対策とはいえ、「清潔にしすぎる」と逆効果なので「デリケートゾーン用の石鹸などで優しくケアする」のが良い
  • 文字どおり「陰部はデリケートゾーン」なので・・・「過度に陰部のニオイを気にしてしまう」のではなく「軽く気を配っておく」ぐらいの気持ちで優しく体臭対策を心がけましょう

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