「水虫になりやすい人」とは?

「水虫」って・・・
「どこで水虫菌に感染したのかも分からないままに症状が出てしまう」ことがあったり、「一度治ってもすぐに再発してしまったりする」のでお悩みの方は多いと思います。

そこで「水虫になりやすい人」について今回取り上げてみたいのですが、まずそれには「水虫の基本について知る」ことが重要なポイントで・・・
水虫は「水虫菌=白癬菌の感染によって発症する」ことと、「水虫菌はジメジメした環境を好む」という特徴がありますので、このことを覚えておくと水虫になりやすい人の条件も見えてきますよね?

ですので簡単に言ってしまうと、
家族や友人に水虫の人が居たり、サウナや温泉・プールなどをよく使用する人といった・・・「水虫菌が足につきやすい人」
足を清潔にせず、1日中同じ靴や靴下を履き続けている人・・・「菌を繁殖させやすい人」
などは要注意ですよ。

さらに足の状態も水虫と深い関係があって、「皮膚にキズやカサつきがある人」「足の指の間隔が狭い人(指同士がくっついている人)」も水虫菌が皮膚にとどまりやすいので丁寧に専用の石けんなどで足の指の間まで丁寧に洗うことをオススメします。



ちなみに、人の皮膚に住み着いた水虫菌は角質などと一緒に「家や公共施設の床やカーペットなどに落ちたあと、数日間は生き続ける」なんてデータもあることから完全に菌を足に付着させずに生活するということは至難の業ではありますが・・・
皮膚に軽く付着した状態ならばすぐに洗い流せる(逆に皮膚の角層にまで入り込まれて住み着いてしまうと洗っても落とせないので注意。)ので、毎日のケアをしっかりとしておけば「家族が水虫だから自分も絶対に水虫になってしまう…」なんてことはないのでご安心くださいね♪

それと当たり前のお話ですけど、しっかりと足を洗った後に「洗う前の靴下や同じスリッパ使ってしまう」なんてことをすると、せっかく落とした菌がまた付着してしまうので絶対にやってはいけませんよ。

水虫菌が付いた靴下などは普通に洗濯するだけでも落とすことができるため、「あまり汗をかかなかったから次の日も洗わずに使おうかな…」とは思わずに一度履いた靴下は必ず洗濯してから使うようにしてください。
(スリッパもできればコマメに洗うか、それが面倒ならば素足では履かないようにするぐらいでも良いと思います。)

というわけで・・・
「家族や公共の場で水虫菌を持っている人と同じタオルやスリッパなどを共用しない」こと、
「靴下や靴は通気性の良い物を選び、できるだけコマメに脱いで足をムレさせない」こと、
「毎日しっかりと足を洗って菌を洗い流したあとしっかり乾燥させる」ことが手軽にできる水虫対策となりますので、「水虫菌を体に付着させない」「水虫菌を皮膚上で増やさない」ことを心がけて皆さんも生活をしていきましょうね。

この記事のポイント

  • 水虫は白癬菌に感染することで発症するので、「水虫菌に感染した人が使用したものに触れない」ことや「ジメジメした環境を避ける」ことが基本の対策方法
  • 特に「不特定多数の人が利用する施設でのタオルやスリッパの共有(家族が水虫の人ならば家庭内でも…)」はできるだけ避けることが大切
  • ただし、足の表面に付着した水虫菌は丁寧に洗うことでとても簡単に落とすことができる
    (洗った後に菌が付着しないように「靴下や足拭きタオルを洗わずに使い回す」のはヤメましょう)
  • 一度水虫になってしまうと根気強く薬を塗り続けないと完全に取り除くのは難しいので、コマメに気を使うことさえできれば比較的簡単にできる水虫菌の感染対策をコツコツ実践していきましょう♪

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