そこで日常生活でのニオイ対策について少し取り上げてみたいと思いますが・・・まず体臭と直結する「食事面で気をつけたいこと」といえば、皆さんも多分御存知の通りですけど、お肉を食べると動物性タンパクの影響でどうしても体臭が強くなってしまいます。
それにお肉は「便秘」になりやすい腸内環境づくりのお手伝いをする食品ですので、体臭と深い関わりのある便秘を避けるためにもお肉中心の食生活を改めて、お肉を食べるにしても「サラダやキムチと合わせる」とか食事内容のバランスをある程度考えるだけでも体臭に変化は出ると思いますよ。
そして働き盛りの男性ならば「加齢臭」が発生しだす年代の人が多いので、40代以降の男性は比較的加齢臭が出やすい「首や耳の周り」は重点的にケアすることを心がけましょうね。
それには「お風呂場でしっかりと体の隅々まで洗う」ことはもちろんのこと、前日の夜にお風呂に入った状態だと次の日の日中にはニオイは発生しだしてしまうので、朝の身支度のときに顔を洗うついでに耳の後ろも洗ってみたり、外出先でもデオドラントシートで耳の後ろや首の後を拭き取るだけでもニオイはかなり軽減することができますよ。
(特に耳や首は露出している上に、他人の鼻との距離がとても近いので)
これは、加齢臭が発生しだす年代の方だけでなく、男性は30代ぐらいに差し掛かると皮脂の分泌量が増えるので、加齢臭とはニオイの性質が少し違うとはいえ同じような体臭ケアは必須ですよ。
そして女性の体臭に関しては、「皮脂や汗の量が少ない」ことや「ニオイの敏感なために多くの人が体臭のケアをされている」、「お化粧やシャンプー、香水の香りが強い」などの理由から体臭が比較的控えめ・・・とはいえ、女性ホルモンの影響でワキのニオイが強くなってしまうケースがありますし、逆に女性ホルモンが減少する更年期以降には加齢臭が発生しだすので一応ご注意くださいね。
それと女性は男性以上に口臭に気をつける必要があり(「女性ホルモンの影響による口臭」といった体質的なことや、口臭があることでの「周りからの印象」が男性よりも左右されやすいことから)、唾液の減少を避けるために定番のガムだけでなく、海藻類を積極的に食べるのがオススメです。
・・・ちなみに、ガムについてはその効果はハッキリとわかると思いますが、「海藻類と口臭の関係」については・・・「昆布などの海藻に含まれるアルギン酸によって唾液の量が増える」とのことなのでできるだけ食事に取り入れて口臭ケアをしましょうね。
とにかく、もともとの体質的にワキガになってしまったり汗を多くかいてしまうという人はおられますが、まずは上に挙げたような日常でできることからコツコツと対策をしていくことで体臭はある程度軽減することができますよ。
この記事のポイントを「ざっと見」
- 体臭が強くなる「お肉」は控えめに、食べるのならば「お漬物」など植物性乳酸菌の含まれた発酵食品と一緒に食べる
- 「耳の後ろ」や「首の後ろ」から加齢臭は発生しやすいので外出先でもデオドラントシートなどで拭く
- 日々のストレスは「汗の分泌量が増えて体臭が増加」、「唾液の量が減ることで口臭が発生」など体臭の面でも良くない
- 唾液が少ないことでの口臭は「ガムを噛む」とか「昆布を食べる」と唾液が分泌されやすくなるのでオススメ
- 「タバコ」はもちろん口臭の原因だが、「タバコのニオイが服に付く」ことで周りに大きな不快感を与えやすいので注意
- ニオイケアの超基本だが、「お風呂」では細かな部分までしっかりと洗うことをお忘れなく(首周り・ワキ・陰部・足の指の間や爪…)
- 髪の毛は濡れた状態や傷ついた状態だと周りのニオイを吸着させやすいので、朝シャンをヤメたり、しっかりとヘアケアするのも大切
- 体臭が気になるからといって「香水」や「香りでカバーするタイプの消臭スプレー」など使用しないほうが良い
- デオドラント剤は「殺菌成分や制汗成分」が入った商品を必ず選ぶ
- 体の健康状態が体臭にあらわれることが多いので睡眠不足や疲労を溜めない生活を心がける
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