そこで今回は「シャンプー」について取り上げてみたいと思います。
多少なりとも体臭ケアに関心のある人は「髪を洗うのに、シャンプーでも石けんでも泡立てばなんでも良い」という考えの人はあまりしていないかもしれません。
でも、けっこうシャンプー選びや髪を洗う方法に関してあまり気を使ってない人も多く、そのような人ですと頭皮からのニオイや髪が周りのニオイ(タバコや焼肉のニオイなど)を吸着してしまうことで体臭として発生してしまいますので、「シャンプー選びや洗い方」がニオイケアにはとっても大切なんですよね。
そこでシャンプーの種類について紹介していきたいのですが・・・ますは、何気なくドラッグストアやスーパーマーケットでシャンプーを手に取ればほとんどのシャンプーが「高級アルコールタイプ」に分類されるシャンプーを使用することになると思います。
この高級アルコールタイプは価格が安く手軽に利用できる反面、配合さている成分の性質によって毛穴が詰まりやすくなることがあるのであまり頭のニオイケアとしては向いていないシャンプーともいえます・・・が、「毛穴に詰まりやすいことを知った上」で丁寧に洗い流すように心がければそこまで過度に避けることはないタイプのシャンプーだと個人的には感じています。
それでもやはり肌への刺激が強いタイプのシャンプーであることは間違いないので、そういった人は「アミノ酸タイプのシャンプー」を利用すればある程度安心感があると思いますよ。
※有名な「スカルプD」シャンプーはこちらのアミノ酸系のシャンプーですよね。
ただ、スカルプDなどのシャンプーは確かに機能性には優れているとはいえ、一般的なシャンプーの10倍以上する価格設定は・・・やはり少し手が出しにくいので「品質が優れていて頭皮のニオイケアにも効果がありそうだから無理をしてでも使用しないとダメだ!」みたいなことではなく、「ある程度妥協をして自分が使いやすい価格帯のシャンプーを選ぶ」ことも大切ですよ。
それと、もう一つのタイプである「石鹸タイプのシャンプー」は洗浄力が強く、肌への影響も少なめですが、髪がアルカリ性に傾いてしまい「洗ったあとに髪がキシんでしまう」ことがあります。
この場合に、よほど髪の状態が気になる人は「アルカリ性を中和する酸性のリンス」を使うことでケアできるので、石鹸系シャンプー+酸性のリンスを使用すればそれなりに低価格で頭皮に負担をかけずにケアできるのではないかと思います。
(リンスを使用してもかなりギシギシ感は残ってしまうことが多いようですが…)
こういったシャンプーのタイプだけでなく、「加齢臭が気になる人」とか「頭皮のアブラ対策」などの機能をうたったシャンプーが最近は多く販売されているので、商品説明を参考にしてシャンプー選びをされるのがまずはカンタンなのではないでしょうか。
いろいろなシャンプーの種類を挙げましたが、結局のところ「頭皮や髪の状態は個人差がとてもある」ため、「このシャンプーがゼッタイオススメです!」とは言えない部分があるので皆さんもいろいろと試して自分の髪質や頭皮に合うシャンプーを探してみてくださいね。
シャンプーについてのポイント
- シャンプーは「高級アルコールタイプ」や「アミノ酸タイプ」、「石鹸タイプ」などに分けられる
- ・高級アルコールタイプは…肌への刺激が強いが価格が安く洗浄力も強い。一番馴染みのある分類のシャンプー
- ・アミノ酸タイプは…肌への刺激も洗浄よりも弱く、価格も少し高くなっている
- ・石鹸タイプは…とても洗浄力が強いが、髪がキシんでしまうので使い勝手が難しい
- 高級アルコールタイプの多くに含まれている「ラウリル硫酸ナトリウム」は毛穴を詰まらせてしまう事が多いので「ニオイケア」と「抜け毛予防」の面からも注意が必要
- ただ、低価格で利用しやすい高級アルコールタイプを過度に避ける必要もなく、シャンプーの仕方に気を付けて特に肌トラブルがなければ問題なく使用できる
- 肌への刺激が強いシャンプーは特に「すすぎ」をしっかりとする
- 「シャンプーは頭皮を揉むよう」に使い、「リンスは髪にだけ付けて」使用する
(ちなみにリンスの「すすぎ」は髪を傷つけないように優しくしながらもしっかりと行う) - 「シャンプーやリンスの成分の毛穴づまり」は頭皮のニオイの原因となり、「髪が傷つく」ことで髪が周りの嫌なニオイを吸着しやすくしてしまうので、頭のニオイケアは「頭皮と髪」の両方のケアに気を使いましょう
- とにかくシャンプーは「自分の年代や肌質」や「目的」に合わせてお財布と相談して選ぶことが大切
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