体臭ケア

加齢臭は季節を問わずにご注意ください

「男性ならば40歳ぐらい」から、「女性ですと女性ホルモンが減少する更年期ぐらい」から発生してしまう加齢臭ですが、ニオイの原因が皮脂であることから「汗による体臭」とは違って気をつけないといけことがあるようですね。
そこで加齢臭と季節の関係について「ざっと見」していきましょう。

加齢臭に季節は関係ない

• 「夏は汗をよくかいてしまう」ので汗が原因の体臭は強くなりがちだが、加齢臭に関しては季節は関係がない
• これは・・・加齢臭の原因であるノネナールは皮脂に含まれている成分が変化したものであり、皮脂自体の分泌量は夏と冬であまり変わりがないため
• しかも汗をかかない冬だと体臭対策に気が回らない人が多いために「冬の加齢臭」には特に注意
• それに冬に着用するコートなどのアウターはあまり洗うことがないので、体臭が移ったままケアできでずに何度も着ているとドンドンと体臭が積み重なってしまう
• 冬場でもしっかりと入浴をして「耳の後ろや首、ワキ、胸」などは夏場と変わらず重点的に洗いましょう
• コートは洗えない場合のニオイ対策としては「除菌・消臭スプレー」はもちろん有効ですし、「スチームアイロン」もニオイを取り除くことができる

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汗がダラダラと出てしまうような夏場では「もしかしてニオってる？」といった具合に自分の体臭を気にする人が多いので、「デオドラント剤の使用」や「こまめにシャツを着替える」、「体を清潔にしておく」などの対策を実践しているのではないでしょうか？

ですがあまり汗がでない冬場はどうしても体臭対策がおろそかになってしまい、入浴もザッと済ましてしまったりニオイケアグッズなども使わずに過ごされている傾向があると思います。

とはいえ汗が出なくても人間なので皮脂は常に分泌されており、その皮脂が酸化することで発生する加齢臭には常に注意が必要ですよ。

この加齢臭は40代ぐらいの働き盛りの男性はもちろん、更年期を過ぎたあたりの女性からも出てくる体臭なので性別問わず気をつけてもらいたいのですが、加齢臭をケアするには「耳の後ろや首すじあたりの皮脂が出やすい部分をしっかりと洗う」という対策法が基本とはいえ、それだけでは十分とはいえません。



これは「冬場に着用する洋服にも加齢臭が染み付いてしまっている」ことがあるのが原因となっていて、厚手のコートなどは自分の家ではまず洗うことができない上にシャツ等よりも作りがしっかりしているぶんニオイも強力にこびり付いてしまうので「コートのニオイ対策」は重要となりますよ。

具体的な方法としては…洗うことができないだけにファブリーズなどが代表的な除菌消臭スプレーを振りかけておくことも有効・・・ですけど、個人的には蒸気のチカラでニオイ落としができるスチームアイロンは特にオススメですね。
(ちなみに、「わざわざスチームアイロンを買うのは嫌だ！」という人でも「霧吹きした後に通常のアイロンをかける」ことでスチームアイロンに近い効果が得られますよ♪)



それ以外にも家に入る前には玄関先でコートを脱いでバタバタと振ってから家に入ると外で吸着したニオイ成分を少しは落とすことができますし、自宅では風通しが良いように他の洋服と重ならないような状態でハンガーに吊るしておくと良いと思います。

ちなみに「コートなど洋服のニオイが次の日になったら少し薄まっていた」なんて経験はあると思いますが、時間が経ってニオイ成分が落ちることはあるとはいえ、ニオイは(自分の体温や外気温などによって)暖かい環境になると急に洋服の奥に潜んでいたニオイが出てきてしまうので「家で着た時にはあまりニオワないのに職場や学校、電車内でなんかニオう」なんて人は繊維に染み付いたニオイのケアを「スチームアイロンや除菌スプレー・ニオイ対策用の洗剤」でしてあげましょう。