手にこびりつきやすい「魚の生臭いニオイ」対策

「体臭対策」というジャンルではありませんが、生の魚を料理をするときの「手についた魚のニオイ」ってなかなか取れないので困りモノですよね?
そこで今回は「手についた生臭いニオイを落とす方法」をご紹介したいと思います。

まず、そもそも「あの魚のニオイはなんなのか?」ということをご説明しますと・・・
これは魚に含まれている旨味成分が変化したことでニオイが発生してしまうそうで、「旨味成分」というとなんだか良いニオイがしそうな気もしますが・・・
結局のところ「強い腐敗臭」である上に一度皮膚に付いてしまうと強力にこびり付いてしまうので注意が必要です。

もちろん、魚の生臭いニオイは単に「(普段手についてしまうニオイより)強くこびり付きやすい」という特徴があるので、「ゴシゴシとこすり洗いする」ことでだんだんとニオイは取れてきます。

ですがそれよりも簡単な方法があって・・・
(すでに定番の方法ですが…)「ステンレス製の石けん」を使うとスグに落とすことができるんですよね。
(「石けん」と書いてますが、単純に石けんっぽい形をしたステンレスの塊です)



使い方としては・・・「ステンレス石けんを濡らして手にこすりつけるだけ」でOKで、さらにハンドソープなどで軽く泡立てた状態で行うと効果的にニオイを落とせますよ。

●「魚のニオイ対策ができるハンドソープ」だけでも十分効果はありますが・・・


この「ステンレスで魚のニオイが取れる」仕組みは、魚のニオイ成分がイオンの作用によって濡らしたステンレスとくっつきやすいという性質を利用したものでして・・・
「イオン」と言われるとピンときませんが、要は磁石のようにニオイを手から剥ぎとってくれるってことですよね。

この作用を利用すればゴシゴシ擦る必要がないので手あれなどの心配もありませんので、お魚を調理する機会がある方は利用してみてはいかがでしょうか?
(それと釣りが趣味の方も携帯しておくと便利ですよ。)

・・・でも、「ステンレス」って台所のシンクや蛇口などで使われている材質なんですよね。
ですのでわざわざステンレス製の石けんを購入するまでもなくその辺に触れてしまえば良いことは良いんですけど・・・
個人的にはそれほど高いものでもないですし、なによりステンレス石けんの形は手にフィットしてニオイを吸着させやすいようになっているのでひとつぐらいはご家庭に置いておくのも良いと思います。

ちなみにステンレス石けんの作用は魚の生臭いニオイだけでなくニンニクやネギ系のニオイにも有効ですし、タオルについてしまったニオイもステンレス石けんをこすりつけたり、「ステンレス製のお鍋に粉石けんを入れてタオルを煮洗いする」とスッキリと落とすことができるのでお試し下さいね。

この記事のポイント

  • 手についた魚の生臭いニオいは「手に強くこびりつきやすい」のでなかなか落とすことができずに厄介
  • ただ、魚のニオイ成分とくっつきやい「ステンレス」に濡れた手で触れることで簡単に落とすことができる
  • ステンレス製の石鹸は魚だけでなく色々なニオイ対策ができるので、ハンドソープなどの通常の石鹸以外にもひとつは持っておくと安心

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