というわけで汗腺を刺激できる簡単な方法について「ざっと見」していきましょう。
女性は特に「汗が出にくい体質」という人が多いですよね。
このような人が汗をかいたときにはニオイの元となる悪い汗が出てしまうので、日頃から汗腺の機能を高めておくことが体臭対策となります。
やはり日頃から汗をかいていない人は汗により老廃物を体の外に排出できていない状態なので、たまにかいた汗はかなりニオイの原因となってしまうこととなります。
なので汗をしっかりと出してあげることは体臭対策にはとっても大切なことなんですよね。
そして質の良い汗をかく方法としては、汗がかけるような有酸素運動などがよいのですが、ナカナカ時間的にも体力的にも習慣として続けることは難しいのではないでしょうか?
そこで毎日行う入浴時に汗をかくようにするのが一番手軽で生活の中にも組み込みやすいのではないかと私は思いますよ。
具体的な方法は「手足を熱めのお湯で温めた後に、ぬるめのお湯にゆっくりとつかる」という簡単なもので、これによって今まで活動することをサボっていた汗腺を刺激することができるというから手軽で良いですよね。
「熱いお湯を湯船に入れた後に、わざわざお水をたすなんてメンドクサイよ」という人は、あらかじめ湯船にはぬるめのお湯を入れておいて、事前に足湯をすることで同じ効果が得られますよ。

ぬるめのお湯に長くつかる入浴法は最近ではかなり定番になっていると思いますけど、汗をかくことは体臭のケアだけでなく美容の面から有効なので、健康や美容に関心がある方が積極的に実践されているのもうなづけますよね。
もちろんこの入浴方法によって「どんどんと汗が吹き出すような体質になる」というわけではなく、あくまでも日頃から良い汗がかける体を作ることで「体臭や健康ケア、さらには体の免疫力などにも関わってくる自律神経を整えたりすることができる」ということなので、皆さんも実践されてみることを強くオススメします。
それと入浴した後は、汗をたくさんかいているのでしっかりと水分補給(ミネラルウォーターやスポーツドリンクをお水で薄めたものなど)をお忘れなく。
その際の水分は冷たい飲み物で良いのですが、氷を入れたような冷たさのもは避けてくださいね。
この記事のポイント
- 「汗をあまりかかない人」は体に老廃物が溜まりやすく、暑さや運動で汗をかいた時にその老廃物が同時に出てきてしまい体臭に繋がる
- 「毎日の入浴」は良い汗をかくための体作りにはうってつけ
- 「汗をかくための入浴の流れ」としては…
・湯船に熱めのお湯(43℃ぐらい)を入れて、手足の先を10分間ぐらい温める
・その後、お水を足して温度を下げて(38~40℃ぐらい)から湯船に入って半身浴or全身浴をする
・ぬるめのお湯につかるのは「30分とか1時間」などの長時間しても良いが、ノボセないように注意(10分程度でも効果はありますよ) - このような流れで体を温めると、今まで活動していなかった汗腺を活発にさせたり、ストレス解消にもなる
- 半身浴はもっと長い時間やっても良いが「40℃以下のかなりヌルい温度」にすることが大切(長時間の入浴によりのぼせしてしまうため)
- 入浴後はすぐにエアコンを付けたり、冷たい水をたくさん飲んで体を強制的に冷やさないようにして、自然と汗が引いていくのを待つ
- 1週間はこのような入浴方法を続けると、ニオイの元となりにくい「質の良い汗」がかけるようになる
- ゆっくりと湯船に浸かることで体の余分な汚れも体からはがれ落ちてくるので、石鹸やボディーソープでゴシゴシと体を洗わないでも済むので体臭対策になる
(体を洗いすぎると皮膚を守ってくれる脂や菌も洗い流してしまうので)
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