というわけで水虫対策のキホンについて「ざっと見」していきましょう。
水虫対策の基本的なことを挙げましたが、結局のところ水虫は「白癬菌が感染しやすい状況」と「白癬菌を増やす環境」が原因で発症してしまいます。
ですのでこの2つにしっかりと気を使い対策をすれば良いので、まず簡単なところで自宅内で直接足に触れるアイテムには一応気を付けてこくことが必要です。
実際のところ水虫は「サウナや銭湯」など色々な人が使う場所での感染もありますが、家庭内が一番リスクが高いので「お父さんが水虫だ」なんてケースでは気を使いすぎるぐらい気を使って奥さんやお子様に移すようなことのないようにしましょう。
そして白癬菌の繁殖や足のニオイの元となるのが「高温多湿な環境」ですので、「分厚い素材の靴下」や「革素材の靴」などの通気性が悪く足が蒸れやすいアイテムは水虫になっている人はもちろん、水虫対策としても大切な心がけですよ。
最近では抗菌機能やムレ防止など機能性の高い靴下が増えておりますし、靴の中敷でも抗菌加工されている物があるので「会社勤めで革靴が必須」という人は積極的に利用するのも有効ですね。


ちなみに足に制汗剤を使用し過ぎると自分の肌に合わずにカブレてしまうケースがあって、このカブレによる肌へのダメージは白癬菌の入り込むスペースになる危険性があるので、あまり頻繁に使うことはオススメしません。
できるだけ「普段の足の洗い方」や「通気性の良い環境づくりをしあげること」から水虫対策をしていくのが、手軽でお金もあまりかからないので気軽に実践できると思いますよ。
この記事のポイント
- 水虫の原因である白癬菌は高温多湿を好むのでそれを避けるのが対策の基本
- 足の指の間は特に湿ったままになりやすく湿気やすいのでしっかりと乾かすことが大切
- 靴はできるだけ風通しの良いもの(メッシュ加工のスニーカーやサンダルなど)を選ぶ、女性のロングブーツは形状も素材も水虫の大敵
- 靴下も同じように風通しがよい「メッシュ加工」のものが良い、さらに「抗菌仕様靴下」や「五本指ソックス」も有効
- 水虫を「治す」ためでなく「予防」をするのならば、薬はもちろん特別な石鹸も必要がないが、足を洗った後は石鹸カスをしっかりと落として乾かす
(この際にも指の間は拭き忘れやすいので注意) - 足のムレや汗対策として「制汗剤や消臭剤」を使いすぎると「皮膚のカブレ」の原因となり、水虫を発症させやすくするので、自分の肌に合うかどうかをまずは確認
- 靴や靴下を脱げる場所ならば脱いで過ごすのも水虫対策には有効
- 家族内の水虫菌感染が一番多いので、水虫を持つ家族とのサンダルや足ふきマットの共有はヤメる
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