そこで体臭対策としての洋服選びについて「ざっと見」していきましょう。
体臭や脇の汗が気になる人からすると洋服のデザインよりも「ニオイが発生しないのか?」とか「汗ジミが目立たないのか?」というところばかりが気になってしまいますよね。
というわけで体臭と洋服について取り上げてみたいのですが、やはり「洋服の素材そのものから臭う」というよりも素材の「乾きにくさ」とか「汗を吸い取りにくい」などの特徴から体臭が強くなってしまうケースがあるようですよ。
ですのでニオイケアをしたいのならば「吸水・速乾」機能が高く、さらには風が通りやすいデザインの服を選ぶことが大切のようですね。
(ちなみに「汗を吸い取りやすく、乾きやすい」素材が体臭を発生させにくいのは、汗が体にいつまでも留まってしまう素材だと汗の成分で雑菌が繁殖してニオイが発生してしまうのが理由となりますよ。)
とはいえ、「自然素材は汗を吸い取ってくれるけど乾きにくく」、「合成繊維は一般的には乾きやすいけど汗を吸い取ってくれない」という一長一短なことが多いので、それらの全てを兼ね備えた素材となると・・・やはり「体臭対策用に作られた合成繊維でできたシャツ」を肌着するのがニオイ対策には有効ということになりますよね。
でも「ニオイ対策にはニオイ対策加工がされた服を着ましょう」ではアタリマエすぎるので少し補足しますと、個人的にはできるだけ吸水性に優れ肌にも優しい自然素材の肌着や洋服を着ることが体臭対策には良いと思います。
もちろんデザインは通気性の良い物を選び、カジュアルな洋服ならば「シャツはスボンに入れない」とか「短パンを履く」なんてことも体臭の面から考えても良いですよ。
そしてワキにかく汗は「汗ジミとニオイ」のダブルでの悩みどころですが、これは吸水効果のある脇パットをしようしてしまうのが個人的には良いと感じていて、最近のパットはかなり薄型になっていて目立たない上に、カラーバリエーションも豊富になっているので薄着の女性でも抵抗感は少ないと思います。
とにかく「汗をかくこと」を気にし過ぎるとさらに汗が増えてしまう悪循環にハマってしまうので、簡単な対策や「あまりに汗ジミが目立つ色の服(グレー)を避ける」程度に留めておいて考えすぎずに生活されるのも大切ですよ。
この記事のポイント
- 洋服に体臭を染み込ませないことがニオイ対策にはとっても大切
- 洋服は「汗を吸い取りやすく、乾きやすい」素材が体臭対策には有効
- 綿などの自然素材は汗をすぐに吸いとってくれるが乾きにくい
- 逆に合成繊維は乾きやすいが汗を吸い取りにくい(吸水・速乾性が高く、消臭効果のある合成繊維も最近は多いですが…)
- 汗を体に留めないためにもインナーは汗を吸い取りやすい綿を選ぶのがオススメ
- そして汗をすぐに乾かすためにも袖口が広く体に密着していない服を選ぶ(特にジメジメした日)
- 洋服と同じように靴も汗を乾燥してあげることが大切なので「2~3足を履き回す」と乾燥する時間が取れるので良い
- ワキ汗を目立たせなくするために洋服に防水スプレーをかける人もいるが、体臭対策の面からはあまり良くない(汗を吸い取られないために体に汗が留まってしまうため)
- ワキ汗と体臭対策を同時に行うのならば「ワキの汗を吸い取るパッド」を使うほうが良い
- 汗ジミが目立ちにくい服としては「白や黒の服」や「細かな柄がある服」などがあり、「速乾・吸水機能が高い服(スポーツウェアに多い)」も汗は目立たない
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